軽井沢便り:クラシック・ギタリスト斎藤明子のブログ「軽井沢便り」

軽井沢便り

目黒

2011.Oct.29
カテゴリー: 日々の出来事

東京都目黒区を離れ14年経ちました。
最近レッスンのために度々目黒宅に戻る機会が増えたのですが。
目黒通りはいつの間にかオシャレな家具屋さんが目白押しになっていました。きれいなマンションもたくさん。通りから少し入った私の家のまわりも、ほとんどが綺麗なおうちに建て替えられ、まるでよその町のようです。
そんな中、目黒通り沿いに当時からあった「ノーマジーン」というカフェ&バーがまだあることに気付きました。入ってみてびっくり!当時と何一つ変わっていないのです。インテリアからメニューから、何から何まで昔のままでした。
しかもしっかりと地元に根付き、当時より活気がある。バーカウンターでマスターと語り合うおじさま方。スポーツクラブ帰りに盛り上がる奥様方。
刻一刻と変わってしまう都会にも、探せばこんな素敵な場所があるのだと嬉しくなりました。

モーツァルト・スーパースター

2011.Oct.29
カテゴリー: 音楽について

110905_musica emasenepo.jpg今日はモーツァルトがお好きな方たちがお集まりになる会で、モーツァルトばかりを演奏しました。

ムージカ・エマセネポー(open sesame! オープンセサミを逆から読んだのですが)のメンバーから、ヴァイオリン、フルート、クラリネット、ギターの4人で演奏しました。
ギターにはモーツァルトをはじめ、天才作曲家が書いた曲がないのです。若いころから大作曲家の大きな作品に触れることができたら、という漠然とした憧れがありました。

それが今年このグループを作ってから、他の楽器のためにかかれたものを、グループにある楽器だけで何とか演奏できないかと試行錯誤するようになったのです。そして次々と大作曲家の作品に触れることができるようになりました。

実際に経験してみると、天才の世界は特別に素晴らしいものでした。いつまでもそれを手放したくないような、どこまでも追求していきたい感覚に襲われます。
そんな奏者の思いが、お客様の「いつまでもきいていたい」につながっていたらよいのですが......

演奏終了後には、素敵なお料理がまっていました。モーツァルトの力で人が集い、生きる喜びをわかちあう、そんな素敵な会でした。

美容院

2011.Oct.28
カテゴリー: 日々の出来事

上京した折、fix -up表参道で髪を切りました。
翌日友人と会食。美容院の話に。
私たちはふたりとも美容院が大の苦手なのです。

行けば必ず聞かれる「どんな髪型にしたいか」という当たり前の質問。ところが私たちはどうしても自分の髪型に意志が持てず、なりたい髪型がないのです。

そしてそのあと「たわいない会話」という、これまた苦手な時間が待っている。

そしてさらに他人に髪を触られること自体がそもそも苦手で、特にシャンプーなどは最悪なのです。

行きたくない、行くとめちゃくちゃ疲れてしまう、というわけで、友人は美容院は半年に1回。
私も最終的には資格を持つ友人宅に切ってもらいにいき、髪を流すのは自分でやっていました。

それが仕事の内容からどうしても美容院の力をかりなければならなくなったとき、思い切って来てみた美容院に、もう10回以上通えているのです。

お願いしている宮崎さんは「前が見えなくなりました」「了解!」で作業が始まるし、会話の部分もほとんどは私の極端に狭い守備範囲の内容が出てくるので意外と大丈夫で、髪を濡らすときも一定の法則に従っての運動なので人間を感じなくて楽なのでした。

しかも!出来上がりは髪型に鈍感な私でさえはっきりとわかる「美しい形」
しかも!毎回ちょっとずつちがう。
しかも!毎日何もしなくてもある程度の形がきちんと再現されるのです。

髪というものにまつわる色々なストレスから一気に解放された毎日が送れるようになりました。

コンニャク

2011.Oct.25
カテゴリー: 軽井沢便り

111025_konnyaku.jpg母は自作コンニャク芋からコンニャクをつくります。

最初はコンニャクを固めるために水酸化カルシウムを使っていましたが、試行錯誤の末に、今ではわらを焼いた灰を煮た汁を使って、上手に作ることができるようになりました。わらの焼きかげんで、煮汁のアルカリの度合いがかわってくるため、超微妙な作業です。

簡易かまどでなべをかきまわし、色々なものを真剣な表情で加えていく母は、まるで魔女のよう!
こんなかわいらしいコンニャクが出来上がります。

売っているものとはまるで別のものかと思うほどに、味も食感も違います。

それにしても、誰がコンニャクのつくりかたを発見したのか、不思議でなりません。だってすりおろしたコンニャク芋はとんでもないシロモノ!口にほんの少しついただけでビリビリして死にそう。これを食べ物にしようと思える発想を持てるなんて、人間て本当にすごい生き物です。

やさしいお菓子 kurumi-iro

2011.Oct.19
カテゴリー: 日々の出来事

111019_cake.jpg今日はお菓子作り教室でした。いちごのチーズケーキを作りました。

教えてくれるのは、軽井沢の隣の御代田町でケーキの注文販売を行っている「やさしいお菓子 kurumi-iro」の荻原万里子さんです。

私は極端に味覚が鈍感です。
ところがなぜか荻原さんの作ったものを食べたときだけ、何か特別な感覚が呼び覚まされるのです。その感覚を「おいしい」と呼ぶのかどうかはわかりませんが、食べるととても暖かな優しさを感じるのです。

お菓子をつくることよりも、その独特な感覚を確かめることの方が楽しみなのです。

interplay

2011.Oct.16
カテゴリー: 音楽について

今日は「音楽とドレス 演奏家とデザイナーのinterplay」を開催しました。
20年以上ステージ用のドレスをお願いしてきた島田佳幸さんとの、これまでの活動を発表しました。

日本人として西洋音楽を演奏する私と、日本の生地を洋服に仕立てる島田さんは、お互い切磋琢磨して表現というものについて考えてきました。
そして昨年、仮縫いをしているとき突然、我々はジャンルこそ違うけれど同じ1点を目指して進もうとしているのだということに気づいたのです。

何かひとつのことを悟ったとき、どんな場面でも
、どんな世界でも同じだな、と思うことがよくあります。
言葉で正確にあらわすことができなくても、真理というのはたったひとつ、ある1点にしか存分しない気がします。

違う畑を耕しながらも、感じているものは同じ。
今回の企画も、製作課程の中でそんな喜びが常に込み上げていました。

小平真司 クラリネット ホライゾン

2011.Oct.15
カテゴリー: 音楽について

111015_horizon.jpg今日は上田情報ライブラリーでのコンサート「小平真司 クラリネット ホライゾン」に伴奏者として出演しました。
2年前にはじめてご一緒したときの衝撃は忘れられません。
小平さんは演奏しながら、音楽という世界の中で、視界をさえぎるものと必死で戦いながら「地平線」、そしてさらにその向こう側に広がる世界を見ようと、決して視線をそらさないのでした。
その衝撃から得たものを私の中でも熟成させながらの2年でした。
ソリスト、そしてお客様と同じ「地平線」を見ながらの2時間となったのならば嬉しい限りです。




レッスン

2011.Oct.14
カテゴリー: 音楽について

今日は東京宅でギターのレッスンの日でした。
精神的理由でどうしても指が1本動かなくてお困りになっていらした方が、なんと今日何事もなかったかのように、普通に動くようになっていたのです!もう、次々と曲が弾けてしまうし、綺麗な音がどんどん出るしで、本当に大喜びしてしまいました。
音楽を使って人にダメージを与えることはとても簡単に出来てしまいます。音楽を介して人と接するとき、そういった結果を決して招かないように、いつも気を付けていなければいけないとあらためて思いました。

音とエネルギー

2011.Oct.14
カテゴリー: 音楽について

111013_emapo.jpg昨日グルッポ・エマセネポーの初公演「きいてみよう!やってみよう!音と音楽を楽しむコンサート」が終わりました。
音楽というものは、「音」というものを使った、エネルギーの様々な動きだといえます。
私たち演奏家は、楽曲の中にどんなエネルギーが込められているのか、それをどんな形で表したらよいのかを研究します。
今回のワークショップでは、こうして私たちが音楽の向こう側に常に探し求めている、目には見えない「エネルギー」というものに、こどもたちの感覚を導くことが目的でした。
そこにアンテナを向けると、それは自然界のエネルギーにつながります。そしていつの日か、ふとした瞬間に、そのエネルギーと、自分自身の中にある生きるエネルギーが、ピタッと重なり、「生きている」ということそのものを客観的に感じとるときがくることでしょう。
ワークショップの中で、楽曲を楽器を使わず、風の音や小鳥、フクロウの声で表現する部分がありました。私もそれをやりながら、いつも「音」というものに目を奪われて見えなくなってしまう、大きなエネルギーの存在を感じました。
そして今日楽器を手にしたとき、大地にしっかりと根を張り、空に枝葉を広げる木が、風に吹かれるがままに心地よい音をたてるような、そんな音楽家になりたいと強く思いました。

ソナタ

2011.Oct.11
カテゴリー: 音楽について

今日は15日の「小平真司 クラリネット ホライゾン」の稽古でした。サン=サーンスのクラリネットソナタをやりましたが、「4楽章のソナタ形式」の世界を存分に楽しみました。ギターはシャープ系の曲がほとんどですが、この曲の第3楽章はフラットが6つです!本当に新しい世界という感じ。

追分 ホンモノ市

2011.Oct.09
カテゴリー: 軽井沢便り

ホンモノ市今日は追分宿でホンモノ市が開かれました。
油屋のお庭が会場です。クラフト作品や古本、パンやケーキなどのお店が並びます。ゆったりと楽しめる、のどかな雰囲気のフェアでした。
明日も開催されます。
秋の軽井沢をお楽しみください。

生の軽井沢

2011.Oct.08
カテゴリー: 軽井沢便り

今日は演奏会のトークで、連休の軽井沢をお楽しみのお客様に、住んでみてはじめてわかる軽井沢の姿をお話ししてみました。
隙間風があまりに冷たく頭痛に襲われ目覚めたこと、絵本でよく見る野生動物と本物とのイメージのギャップなど、熱心にきいていただきました。
軽井沢という町も、どちらかというとイメージが先行しているのではないかと思います。
実際に住んでみて、軽井沢の魅力は先行イメージとはまったく別のところにありました。
そんな、軽井沢の「生っぽい」一面を、旅行のお客様にもほんの少しお裾分けです。

粉石鹸で手洗い

2011.Oct.05
カテゴリー: 日々の出来事

洗濯機を使わなくなって2カ月。
やってみると意外とやれるもの。
そして手洗いの方がキレイに落ちる。
落ちてほしいところを的確に落とせる。
そして洗濯をしはじめてから干し終わるまでの時間が結構早い。
干すときの気分も何故かすっきりと心地よい。

笹で音楽を

2011.Oct.04
カテゴリー: 音楽について

今日はグルッポ・エマセネポーの稽古でした。楽器を笹の枝に持ち替えてそれをざわつかせる強弱で伴奏を表現する場面があります。
頭にどのようなエネルギーを想像しているかが丸見えになり、以外と難しい!
それと同時に水笛や瓶で出す鳥の声が他のパートを担当します。音程がない、自然の音の世界は結構はまります。
13日をお楽しみに!

コンデンサーマイク

2011.Oct.03
カテゴリー: 音楽について

AKGグルッポ・エマセネポーでの公演のため、どうしてもマイクが必要に。これまでいろいろなマイクを試しましたが、なかなか自分の理想の、使い勝手のよいものに出会えなかったのです。なにしろ10弦まであるし、低い音までしっかり出してくれるものがありませんでした。

音響に詳しい友人に助けを求めたところ、AKGのコンデンサーマイクを勧められました。
ボディにべたべたしたもので貼付けて使う、小さなマイクです。
音を出してみたら、これがものすごくよかった!驚くほどナチュラルでクリアな音質です。
AKGは録音のときに使用するマイクの中でもとても好きなメーカーでした。まさかこんな小さな製品まで作っているとはしりませんでしたが、さすがに優秀!

今日の稽古で実際にアンサンブルに使用しました。
つないだのは、はじめてコンチェルトを演奏したときに使用した、古いヤマハのモニタースピーカーです。かなり音量も確保でき満足!

JAFとドライブ

2011.Oct.02
カテゴリー: 日々の出来事

ジャフパンク後応急処置をしてもらい、今日ようやく新しいタイヤが届きました。付け替えに出掛けようとすると、タイヤはもとのぺっちゃんこの状態に!
またまたJAF のお世話になってしまいました。
車と一緒に私もJAF の車に乗せてもらいました。
車高が高く、大きなフロントグラス!
30分ほどのドライブでしたが、興奮でした!

寒い!

2011.Oct.01
カテゴリー: 日々の出来事

たき火今年初めて吐く息が白くなった長野市飯綱高原。
焚き火で、枝にパン生地を巻きつけ、焼いて食べます。
ワイルドな感覚が楽しいです!