軽井沢便り:クラシック・ギタリスト斎藤明子のブログ「軽井沢便り」

軽井沢便り

ひばり世界をうたう

2020.Feb.11
カテゴリー: 音楽について

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2月22日の金  庸太 キム・ヨンテさんとのコンサートでは、ソロで禁じられた遊びを演奏します。

自由業の家というのは、多かれ少なかれ、家族もみんなそれに巻き込まれてしまうわけで。。。

今回も「またこれー?!もういいかげんやめてー!頭おかしくなるわー」と。
その一方で、本人と同じくらい「なんとかもっと良くできないものか。。。」といつも考えているのです。

大学で日本の大衆芸能について研究中の娘のひとりが、車でそれとなくかけてくれたのがこれ。美空ひばり27歳。引き込まれます。。。

もうひとつの定番曲、アルハンブラ宮殿の想い出は、金さんの華麗な指さばきでお楽しみいただく予定です!
きっと今頃金さん宅でも。。。

とっておきの音楽

2020.Feb.09
カテゴリー: 音楽について

ホセルイス.jpeg「とっておき!」という感覚は、それを施す側も、受け取る側も、とてもワクワクし嬉しいものです。

ホセ・ルイス・ゴンサレスは私にとって、いつ会ってもとっておきの何かを隠し持っている、ワクワクの塊のような人でした。

とっておきの笑顔、とっておきのジョーク、とっておきの音、とっておきの間。。。
とっておきのステージも魅力でしたが、プライベートで奥様のリクエストに応えて次々と惜しみなく「とっておき」が繰り出される時間は、なんて素敵だったのでしょう!
とっておきの音楽のでどころは、とっておきの愛だったのでした。

始まりのサイン

2020.Feb.01
カテゴリー: 音楽について

200201_carcassi.jpg大沢一仁先生のお教室でひたすらエチュードを弾き続け、その楽譜を持ってホセ・ルイス・ゴンサレスの来日記念パーティーへ。そこで演奏した際サインをいただきました。「スペインにおいで」と言われすっかりその気になったときを思い出します。
その後も、事あるごとにここに立ち返るので、今では宝の地図のよう。。。

熟成

2020.Feb.01
カテゴリー: 音楽について

200705_bluerose.jpgここ数ヶ月、練習中突然、16才のときホセ・ルイス・ゴンザレスから教えられたことが「今できたかもしれない!」と感じるようになったので、自分でも驚きです。
1年間の留学中、まず言葉が通じない私に、ただひたすら弾いてみせてくれる彼。今のような便利な録音機器もなく、とにかく集中して耳に叩き込む!そしてかろうじてわかった言葉を楽譜に書きこめるだけ書き込んでいました。
それから37年。。。
その教えが知らず知らずのうちに熟成され、突然自分のなかで、ただの情報から生きた表現に変わるなんて、人間もまるでワインかモルトのようですね。
2月と7月の演奏会では、私という樽で熟成させた「ホセ・ルイス・レパートリー」をお届けいたします。